2009年3月23日

知ると識る

の違いってなんだ〜?と思っておったらネットで見つけた。ネットの情報はあてにならんと言われても実際便利じゃ。受け売りすると

『識る』とは時間を有益に刻む、という意味です。『識る』の言葉の簡単なほうに『知る』というのがありますが、それは単に「見た」「触れた」というだけ。一瞬は脳に納められても、すぐに忘れ去ってしまう可能性があるものです。『識る』は違います。脳に納められ、かつ培うものなのです。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1320141688

ということらしい。ありがとうネット上の人。音楽の場合は「音を識る。」って言えるのかな〜。言えるんだろうな。

昨日和賀君が言っておったが、僕は去年まで良い音というのを意識したことがなくて、つまり識ろうとしていなくて、128kbpsの低音質とか、再生音域が狭いイヤホンとか、ぜーんぜん気にしていなかったのですが、違いに気付くとなかなか白いイヤホンの生活には戻れないもんです。僕は中耳炎も両耳やっとるし耳が弱くて聞き取れる音域は狭いだろうなと思うんですが、それでもわかります。無知の知だったのです。これはネットの受け売りじゃなくて。

そう考えると、白いイヤホン向けに音を作る大きいレコード会社さんの功罪やいかに。

ということで、前振りが長くなりましたが、今日の話は和賀君とデートしまして、そのときに勧められたJOANNA NEWSOMというアーティストのCDにまつわることなんです。結論から言えば新しい音を知った、ということなんですが。まだ…一聴しただけでは識れん。

ハープの弾き語りということで、「まあ、ハープ単体の音ってこんなだろうな〜。」ってうっすら予想してたんですが、実際は全然違くて驚きました。音域が広いんですね。低音も太くて結構野性的な音だ。

そして歌声もジャケットのかわいい女の子の写真からは想像もつかんような個性的な声。だみ声?ともとれそうな。しかし、これも良い声。

全体的にメロディが面白い感じなんですが、僕ぁ2、7、9、10曲目が特に好きだ。多い。ということで、この経験を培ってくらんの曲にも活かしましょう。と。

それと、これを聴いてて思ったのだけれど、弾き語りや、クラシックの様に指揮者がいる場合リタルダントやアッチェレランドが使われる事が多々あるのですが、バンドサウンドだと最後のキメくらいでしか使わんよね〜。その辺も出来るようになるとちょっと面白くないかな〜。そういうのやってるバンドってあるんかな〜?いきなりテンポ変わるバンドはあるけれど。ZAZEN BOYZが向き合って演奏をしていることを考えれば、向き合ってテンポの調整も結構できるはず。

レコーディングの事考えるとなかなか難しいかもしれないけれど、だから敢えてやるというのはおもしろそうな気がする。エレキ楽器はダイナミクス付けづらい電気楽器だから、その辺工夫してみたいなぁ。

僕ぁ中学の時チューバっていう金管楽器をやっていたんですが、管楽器というのはダイナミクスがめちゃくちゃ付けやすい楽器で、表情を付けやすいんです。歌と一緒ね。うん、やっぱり音の大小も少し工夫したいな。そう言う意味でバンドの曲を少しクラシックっぽくしてみたいというのはありますね〜。どうでしょうくらんのみなさん?



ところで、x+aで小さい「ぁ」が打てるということを、今日識りました。

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