2009年3月9日

株式会社くらんくらん

矢島です。


ほぼ日手帳、僕の場合は毎日の格言を読んで満足した記憶がありますね。手帳というものをフルに活用できた試しがない。その辺改めていきたいなあ。


WBCは盛り上がっているようですねえ。全然観ていないんですが、92年からヤクルトファンの僕としては野村監督の言うことはなんとなく納得してしまうというか。努力、根性はもちろん理論的に攻めるドSな感じが好きです。いや、あれぞツンデレの極みかと。


面白い面白いと、ついつい読み進んでしまったRIDEBACK。二日で10冊。俗に言う大人買いという奴ですよ。なんかな〜、面白いけれど、著者が「負担になる娯楽」というとうり重かったな。重いと言えば富野監督のイデオン観たいな〜。


主人公がとんでもない才能をもっていて、その能力によって万事丸く収まるという平和的なストーリーは返って現代を生きる若者に「自分とは違う、という失望を与えかねない」と誰かが言って、…あ、押井守が言って言っていたけれど、それって本当だと思うんだよな〜。


どんな人でも自分が主役で人生というものは進んで行くはずなのだけど、それに対してそういう絶対的な存在は重荷だったりして〜。


この感じって自分だけですかね、「自分が主役だ」っていう感情は?人生送りバントだと思っている人も世の中に多少はいるのを承知ですが、それでも自分が主役というのはまず受け入れんとどうしようもないと思うんですよね〜。「俺主役なんだけどこれでいいの?」っていうのは持っているべきだとは感じてます。まあ、若干22歳の大して苦労も知らない若者の若気の至り的な発言なのかもしれないですが、10年後もそんな心いきでいきたいです。


くらんくらんのほうは、曲を作りたいですね〜。今は曲をためている段階。…かな?メンバーの都合もあり本格的なライブ活動は7月以降だけれど、頑張っていきたいと思っております。
ただバンドで食って行く!!っていうのは、自分としては少しナンセンスかな〜とも思ってまして、というか語弊があるかな、と。


バンドだけで食べて行くのは正直難しいとは思うんですが個々がスキルを磨いて小さな会社のような機能を身につければバンドを続けながら、食って行く事も十分可能だと思うのです。じゃあ個々のスキルとは?…例えば、バンド以外にも版権の管理を出来るメンバー、レコーディングのスキルを身につけたメンバー、プロモーションに長けたメンバー、プロデューサー的な立場のメンバーが集まってバンドもやっていくという風になっていければ、それぞれの領域でプロとして食えるスキルを持ち合わせれば、多分バンドやりつつ食っていけるんじゃね?と若気の至りで信じています。


いや、これ、バンドに限ったことでなくね。音楽、漫画、アニメ、などいわゆるコンテンツと言われるものは、今までは少数の大企業が中間に入って流通やらプロモーションやら、マネジメントやら頑張ってくれていたんですが、それらが大企業の専売特許ではなく、今後は制作側のプロフェッショナルによって回っていくようになると思うんです。いや、これは大分確信を持って言える。多分今後10年くらいで大きく変わると思っています。だから、ディストリビューターとして機能している企業は今後辛いだろうな〜と思います。「一人でできるもん」時代の到来というか。


大企業による中間マージンがなくなれば、今よりも、ある意味では凄くシビアな競争が生まれるでしょうが、「バンドで」食べて行ける人も増えると思うんですよ。ただ、要するに、音楽だけしかできません、漫画しか描けませんじゃ済まず食べて行くためにはそれ以外のスキルも身につけなければいけないとは感じます。


だからね、くらんの他のメンバーもバンドで飯を食って行こうと思った場合、他にもバンドで飯が食いたい!と思ったバンドがあった場合、バンドで食べいくというのは案外サクセスストーリーとして語られるまでもないんじゃないかとおもうんです。案外職業として成立するんじゃねえか?と。


まあ、酔った勢いで少し喋りすぎた〜!!加えて、めちゃくちゃ偉そう。一人で呑んで酔った。どうかな〜株式会社くらんくらんというのは〜。

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