の女性店員は何でお団子頭でグレーのパーカーに黒いエプロン、ダメージジーンズにコンバースなんだろう?その率が異様に高い気がする。そんなことを考えていると夜も眠れないのです。矢島です。
なんでそんな事が気になるかというと、最近気になっている「ベイビーステップ」、人気なのか全巻揃えるのに新宿の本屋を7店はしごしてしまったためです。こんなに本屋三昧は今まであまりない。漫画のほうは、今年売れたりするんじゃないか?!というか打ち切りにならんで!!と切に願っています。
いや、実は本当に気になるのはそんなことではないです。
本屋さんにいくとつい立ち読みしてしまうんですが、村上龍の「無趣味のすすめ」という本が目にとまり、少し立ち読みしてみました。最初のページと目次だけ。
だから、本全体で何が言いたいのかを理解はしていないし、また理解したいという強い欲求もないです。ただ、見たのはキーワードだけ。つまりこの先の文章で村上龍の思想は全く反映されていないかもしれない。
ただ、そこから「趣味」ってどういうものかな〜と改めて考えてみるきっかけにはなりました。そして、趣味とは自由なようでなんとも窮屈だな〜、とそんなふうに思いました。
「バンドでプロ目指してるの〜?」
「いや、バンドは趣味だよ。」
って結構楽器始めてからリアルに100回近く言われたり、もしくはそういうシチュエーションに出くわしているのではないか、と思います。まあ、自分の場合は謙遜というか、遠慮というか、そんな思いでその気はないと伝えるのですが。だから、プロ目指してると言えてしまう人に対して、尊敬と、軽蔑が入り交じったような、どちらにせよ自分からは遠い存在だと思っていました。
どっちにしても、現状はただのバンドマンに変わりはないんです。どう答えようとも。「いや、プロ目指してる。」って言っても現状はただのバンドマン。まだプロではない。
ただ、やっぱり「これは趣味なんだよね」って定義した時点で、やる気は落ちる。自分的に。遊びと同列だから。
そこで、仮に「俺プロ目指してる。」と口だけでも言ってみるとどうだろう。その発言にリスクは無いが、少しやる気が出てくる。実際プロに近づくにはどうすれば良いのかを考え始める。つまり、思った時点で実際ほんの少しは近づいているんではないかしら。
「趣味」とした場合、半分目的は達成されているので工夫は生まれにくい。生まれても、所詮オナニーどまり。どうしたら自分が気持ちよくなれるか考えるだけで、そこから視野が広がらずに終わってしまう気がする。オナニーの延長のようなバンドもたくさんあるのは承知だけれど。
この意識の差は、実は非常に大きいんじゃないかしら?と思う。プロを目指すその心意気自体には、リスクはないんではないかな〜。それを行動に移す過程でリスクが生じるかもしれないけれど。
これは楽器以外にも、何にでも言えるだろうな〜。
「楽器はさ〜、ま、趣味なんだけど。友達と一緒に楽しくやってたらいつの間にかプロになっちゃってたわけ。」的な阿呆な妄想もなきにしもあらず、なんかバンドを趣味と定義付け、その枠内で申し訳程度に楽器を弾いているのは、リスク回避のようでいていろいろ効率悪いし、逆に結構リスクあるんじゃないかと思い至った次第です。
よし、とりあえず俺はプロを目指そう。あ、俺とは矢島です。今更。
本気でそう思うと、それだけでビビるんね〜!なにくそ〜、負けね〜!!
まずは基礎練や。
0 件のコメント:
コメントを投稿