2009年4月25日

機材

ここ数日引きこもり状態です。いや、いままでも引きこもっていたけれど、今は「咳喘息」なるものを患っているため、あまり長時間外出するとしんどい。薬は飲んでいるんだけど。
今日は意を決して外に出たのですが、途中発作的に咳が止まらなくなりしんどかったです。喘息持ちではないのですが、喘息の人の気持ちが少し分かった感じです。すげーしんどい。あ、矢島です。


で、何をしに出かけたかというと、特に目的もなく、楽器屋を回っていただけなんです。、楽器屋は相当に好きな場所で時間があればすぐに行ってしまいます。前回の日記でも書いたけれど、楽器を眺めているのが本当に好き。


ただ、いまさらながら思うのは、なんつーか、何かとお金がかかるのね、楽器をやると。今日楽器屋さんでDIについて相談していたらそう思った。2万〜6万くらいして、これ学生には高い。ベース周りだけでも本体、アンプヘッド、キャビ、DI、シールド、エフェクター…それぞれ揃えようと思ったら大変ですよ。しかもとりあえず揃っていれば良いと言う訳にはいかなくて、「最良の組み合わせ」とかを探してしまうんですよね。


機材なんて拘らなければ良い物の、やっぱり良い物は良かったりするから、拘りだすと際限ない。これは怖い。オーディオマニアのおっちゃんとかの心境も容易に理解できます。


この理想を追い求める精神がオタクの元なんだろうな。どこまでも理想を追い求めたり、理想を投影し続けることでオタクが形成されていくんだろうな〜なんてぼんやり思いました。非常に素敵な事なんですけどね、どっかに理想郷があると思いそれを追い求めることは。ただ、「これこそが自分の追い求めて来た音だ!」なんて思って来たものが二秒で崩れ去るのは、すげーリアルだな〜と思うんですよ。


それを受け入れた上で楽しくやりたいけれど、時々見失ってしまいそうにはなったりします。これを受け入れなかったり、そもそも結論を出す事が出来ないと、俗世になじめないガチヲタになってしまうんだろ〜な。という訳で僕は分別のあるオタクになりたいな、とそんな風に思ったのです。

うーん、でも電車オタクや、建築オタクは少し性質が違う気がするよな〜。音楽マニアと音響マニアの違いのような。

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