2009年4月6日

模倣

ポップソングしかり、音楽といっても日常で耳にするものは、どれも少なからず模倣が入っているもんだと思います。ただ、「あーあるある!」っていう曲でも元ネタが見つけられない。そういう曲はプロの犯行によってうみだされているのだと感じます。菅野よう子さんの金の小手先しかり。


自分としては、このくらんくらんと言うバンド、割りと音楽の嗜好がバラバラなので合奏するまでどんな音楽になるのか分からない楽しさがあると思います。音楽の嗜好が異なるのにお互いに認め合うというのは、これ実はなかなか難しいバランスなのかな〜とか思ってみたり。これまで作ってきた4曲はいづれも他のパートのフレーズに対する干渉はほとんどなかったと言えます。うん、今もほとんどない。


そういう状況で生まれる曲というのは多分ミクスチャーというか、あまり型にハマらないものだと思うんですよね。例えば「魚の森」という曲はサウンドはシューゲイザーなんだけど、歌メロははっきりしたP-jpop的なメロディだったりして、このバランスというのは割りときわどいながらもオリジナリティもあるかな〜と手前味噌ながら思うのです。小手先ではないけれど一つの方法論として。



そんなバンドも今は新しい曲を制作中。6月以降のライブでは2、3曲新しい曲もできているのでは、と考えています。曲のネタをもっていき、それがスタジオでいったん自分の手を離れバンドの曲になっていく行程、これはなかなかやめられまへんな〜と思います。


矢島でした。

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